今回、アマゾンにて、ペーパーバック版(紙の本)の販売が開始されたのに合わせ、本書を再読させて頂きました。
まず、《二本足の霊魂》についてですが、これは人間の霊魂の中で、物質界に誕生し、二本足の肉体を使用するという経験を経て、肉体の死後、《幽質界》に戻ってからも二本足の形態をとっている、私達人間のことのようです。
すなわち、《幽質界》には、物質界に誕生して、二本足の肉体を使用する、という選択をしなかった人間が存在することになり、それらの人間は、二本足ではない形態で存在しているのでしょう。
さて、本書の「はじめに」という導入部分において、水波一郎先生は、
「霊魂の世界から見た物質界の人間という見方も必要になる。」
とされた上で、
「本書は、ある偉大な霊魂の主導で記された書である。その霊魂は、人間という霊的生命体の霊的な意味での歴史を語ってくれた。」
と述べられ、更に、
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