偶然と必然

前回の投稿文「残暑お見舞いオススメ映画」で「サバイバル ファミリー」を紹介させて頂きましたが投稿した当日に不思議な偶然が起こりました。その日の夜にNHKスペシャルで「巨大都市 大停電  〜“ブラックアウト”にどう備える〜」が放送されたのです。

これは昨年9月6日午前3時7分に発生した北海道胆振東部地震によって日本が初めて経験した「ブラックアウト(大規模停電)」についての検証と今後このようなブラックアウトが地震や台風、集中豪雨によって東京や名古屋、大阪といった大都市でも起こり得ること、そして実際に起きた場合にどの様な被害が発生するのかを予測する番組でした。

先に紹介した「サバイバル ファミリー」も電力と電気で動く全ての機械がある日突然に失われた後の日常を描いたコメディー映画でしたのでこの偶然の一致は少々驚いてしまいました。しかもこの映画が公開されたのが2017年2月11日で日本で初めてのブラックアウトを経験した北海道胆振東部地震の約1年半前に当たります。この事実も偶然とは言え更なる驚きに値します。

ご存知のとおりこの地震では札幌市は地震による直接的な被害は軽微でした。しかし震源地近くの火力発電所が地震により緊急停止したことをキッカケにほぼ北海道全土がブラックアウトしてしまいました。停電復旧までに45時間かかったそうです。しかし電力が復旧したと言っても元の日常に回復するまでには2週間以上の時間を費やしたと言われています。札幌市は地震による被害自体は軽微であったにも関わらずです。

これがもし地震やその他の自然災害で物理的な被害が出た上で大都市圏にブラックアウトが起きたとすれば日本中を巻き込んで災害関連死が発生する事態が発生することでしょう。今、目前に迫っている関心が高い災害としては首都直下型地震と南海トラフ大地震があります。一説によると30年以内に70%の確率で発生するとのことです。この地震は必ず来ます。起きることは偶然ではなく必然なのです。

良く勘違いする方がいらっしゃるのですが地震は30年後に起こるのではなく30年以内に起こるのです。今この瞬間に発生したとしても30年以内70%の発生確率と言う条件から何も外れていません。もし仮に30年間地震が起きなかったとしてもそれ以降の発生確率が80%や90%に上昇するだけなのです。そしていざこの地震が起きると1人の死者も出ないと言うことは絶対にあり得ません。ブラックアウトも含めて日本中のインフラが莫大なダメージを受けることでしょう。直接、被災しない地域に住んでいて災害死は免れたとしても政治、経済、物流、通信の中枢が集中している大都市圏が甚大な機能不全を起こすことによって災害関連死が日本中に広がることも想像に難く有りません。

長いスパンで見れば病死や餓死、凍死も十分に有り得ることでしょう。

ここからはもっと怖い話しになります。

自然死にせよ病死にせよ災害死にせよ人はいつか必ず死にます。これも必然です。そして必ず死後の世界へ行くのです。災害死は何の心の準備も出来ずに死んでしまったのだから神様が哀れんで天国の門を開け放ってくれる。そんな都合のいい話はありません!

今現在の世界中の霊的環境の悪化とそれに伴う死後に使用する人々の体である《幽体》の状態を鑑みれば今後、寿命が尽きるであろう人間は下の世界に堕ちて行く可能性が爆発的に高まっています。老若男女、善人悪人、死に方、死ぬ理由。全部無関係で不幸な死後が待っています。それを回避する為には《水波霊魂学》の知識と《神伝の法》の実習が必須なのです。

しかし《水波霊魂学》も《神伝の法》も実はインフラに依存しているのです。《契山館》の修行会員になって日々、霊的修行に勤しんでいる者はインフラの依存度は大分低いのですがそれでも国難レベルの災害が起きてしまうと何ヶ月か何年か支部集会や神伝の法の合宿が開催出来なくなる可能性があるかもしれません。でも、もしこれから《水波霊魂学》を学び《神伝の法》の修行者になりたいと考えるなら未曾有の災害が起きる前に是非とも行動を起こして欲しいと思います。インフラが正常に機能している今ならAmazonで《水波霊魂学》の著書の数々も購入出来ますし《高級な幽気》が降り注ぐ、月1回開催されるお近くの《支部集会》にも参加出来ます。死後の不幸を回避出来る《神伝の法》の修得合宿も開催予定があり参加可能です。

そして不幸にも今後、必ず起きるであろう大災害で命を落としたとしても《神伝の法》の実習者は恐怖に満ちた死後の世界に行く可能性は限りなく低くなります。全ての人は死ぬ時と死に方は選べません(自殺は例外ですが、自殺をするという選択に至るまでの過程で霊的な問題を抱えている場合が殆どなのです)。いつかは分かりませんが決して少なくない人間が死んでしまう大災害は必ず来ます。そして運良く無傷で生き長らえたとしても何年かは今とは全く違う不自由な生活を強いられることでしょう。

人は不自由になって初めて自由の意味と有難さを実感できるといいます。物質的な防災も大切ですが霊的な防災はもっと大切だと強く主張します。

終わり

byゆたんぽ

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偶然と必然」への5件のフィードバック

  1. 30年以内に70%の確率なのに、何故か人ごとに思っている人も多いように思います。

    後悔先に立たず言いますが、その後悔は死後の世界があると言う前提で行動しなかったと言う事になると思います。

    まだ遅くないと思います。

  2. 人間は死にますからね~。
    死後の住める世界は法則で決まってしまいます。
    法則だけでも知って欲しいです(´・人・`)

  3. 災害死、自殺、病死、どんな原因で亡くなったにしても、「死」は「死」なだけで、死に方とあの世の行き先には直接的な関係はないのだそうです。
    亡くなった時の幽体の状態に一番適した世界へ移動する、というだけなことなのですが、ゆたんぽさんの記事の通り、何も対策をとらないと後々大変苦しむことになりかねません。
    対策を立てるには、まず霊的な事柄を知ることが必要です。

  4. サバイバルファミリー、私も気になっていたので、ご紹介頂いた機会に見てみました。(^^)/ 広告ではコメディタッチなのかと思っていましたが、かなりリアルな描写もあって、時間を忘れて見入ってしまいました。。。停電だけなら実際にありそう。。。

    災害を生き抜く手段も必要かもしれませんが、誰でも必ず死ぬわけですから、いつ死んでも苦しむ死後が訪れないようにしておくべきですね!

  5. 死ぬ事や非常な災害も普段の生活が概ね良ければ、敢えて考えたい人は少ないかと。
    どちらも現実味を帯びないと、難しいのでしょうね。
    見聞きする災害や死は実際に遭われた、その方にとっての現実に変わりないのですが…こういう自分も現実味を感じません。

    肉体が明日も生きるという信仰の影響でしょうか。

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