書籍『幽体の悲劇』

久し振りに水波一郎師著『幽体の悲劇』を拝読させて頂きました。

本書『幽体の悲劇』は、2017年の初頭、私が《契山館》の存在を知り、入会を迷っていた時に拝読した20冊の内の一冊です。

本書では、肉体と重なっている幽体が、肉体の意識とは別の意識を持ち、肉体の意識と如何なる関わり合いを持ち、影響を与えているのかについて、〈誕生の章〉から〈他界の章〉まで、9つの章に分けて、年代順に詳細に述べられています。

様々な宗教や、その類似思想の分野では、幽体という霊的身体の存在は広く知られていると言って良いでしょう。

しかし、幽体が肉体の意識とは別の独立した意識を持ち、肉体の意識に強い影響を与えている事。そして、その影響力は、時に人生の幸不幸を決定付けるほどの、強い力を持っている事については、全く周知されてこなかったわけです。

その幽体意識の影響力の前では、肉体意識の知識や経験は無力の事も多いように感じられます。

やはり私達は、幽体の救いのためにも、《神伝の法》と呼ばれる霊的トレーニングを実習していく以外に、道はないという現実を知る必要があると言えます。

更に申せば、幽体こそが、この世に続く、死後の世界での幸不幸を決定付けているそうです。

幽質界と呼ばれる死後の世界で入る階層を決めるのは、善人であるかどうかとか、愛が深いかどうかとか、人格が高いかどうかではありません。

善人であろうが、愛の人であろうが、人格者であろうが、幽体が不健全なまま他界したら、恐怖と苦痛に満ちた、地獄にも感じられるような、下の世界へと落ちる事になってしまいます。

《神伝の法》は、現代の物質世界において、幽体を安全確実に健全化させる事が可能な、唯一の技法だと言えます。

どうか本書『幽体の悲劇』を機に、一人でも多くの方に、《神伝の法》の実習を始めて頂きたいと願っております。

水波一郎師著『幽体の悲劇』は、電子書籍のkindle版がアマゾンから発刊されています。また、紙の本のペーパーバック版は、アマゾンと楽天ブックスにおいて、購入が可能です。

byなおいー

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書籍『幽体の悲劇』」への3件のフィードバック

  1. 幽体は人間とずっと重なっていて、死後に使う大事な身体です。
    そんな大事な身体について詳しく書かれているので、ぜひ読んで欲しいです。

  2. 人間を知るには幽体と幽体の意識を知らなければいけないようです。この本を読めば、人間が生まれてから死ぬまで、幽体の意識が肉体の意識にどのように影響するかわかります。身に覚えのあることが書いてあります。

  3. これだけ科学が進んでも、一番身近な「自分」を私たちは何も知らないのだということをまざまざと感じさせる書籍です。どなたにとっても必読の書です!

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