『神様、仏様、天使様ーむかしむかしの霊的なお話5ー』を拝読して

水波一郎師著『神様、仏様、天使様ーむかしむかしの霊的なお話5ー』が発刊されましたので、拝読させて頂きました。

アマゾンにおいて、電子書籍のkindle版が先行して発刊されましたが、紙の書籍のペーパーバック版も、12月18日に発刊予定で、現在予約受付中です。

『むかしむかしの霊的なお話』シリーズとしては、第1巻の『おじいさんのご褒美』、第2巻の『神託の女王』、第3巻の『龍神の生贄』、第4巻の『ある若者の死』が発刊されていました。

それらに続く、第5巻目となる本書には、『小吉の出世』、『ナムアミダブツ』、『西洋の女の子』という、霊媒現象による3作品が収録されています。

「むかしむかしの・・・」となっていますので、近年のことではなく、かなり以前の時代のお話だと推測されますが、使用されている役職名などの用語が現代的に改められていて、子供さんでも理解が可能な、易しい内容となっています。

しかしもちろん、本書の魅力は、ただ子供さんでも理解出来るほど、平易であるというだけではありません。

物語の各所に、珠玉の霊的な言葉が散りばめられているのです。

ですから、子供さんが繰り返し本書を読み込めば、人間として最も大切な、霊的生命体としての感性を、育むことにも繋がるように思えます。

また、大人の方であっても、普段、あまり書籍を読む習慣のない方などにとっては、《水波霊魂学》の入門書ともなり得ると思います。

本書に収録された物語にあるような世界観は、この半世紀の間にも、急速に失われてしまったように思えてなりません。

半世紀ほど前の、私が幼少だった頃の記憶を辿ると、まだ本書内の物語の世界との、繋がりが感じられた時代だったような気がします。

家庭内や巷での会話の中でも、「神様」「仏様」とか「バチが当たる」といった言葉が、もっと日常的に使われていたような記憶があります。

現代は、本物語内の世界とも、半世紀前とも、まるで次元の異なる別世界になってしまったように感じるのは、私だけでしょうか?

世の多くの人々は、その変化を人類の進歩だと言うのでしょうか?私は、人類が信仰心を失ってしまった世界の恐ろしさに、愕然とさせられるばかりです。

しかし、嘆いていては、事態は悪化するのみでしょう。

それに今の時代を、50年前や100年前に戻すことも出来ません。

けれども、現代には大いなる希望があります。
現代は《神霊》から、《水波霊魂学》と霊的修行法の秘技《神伝の法》が降ろされている時代だからです。

ぜひ本書『神様、仏様、天使様』との出会いを、《水波霊魂学》を学び、《神伝の法》の実習を始めるための、きっかけにして頂きたいと願っております。

byなおいー

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『神様、仏様、天使様ーむかしむかしの霊的なお話5ー』を拝読して」への2件のフィードバック

  1. なおいーさんの仰るとおりです。子供向けとは言え、現代の大人にも刺さる内容です。

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