久し振りに、水波一郎師著『二本足の霊魂-人間と霊魂の歴史-』を再読させて頂きました。
本書では、幽質界という霊的世界で、霊魂として何不自由なく幸せに生きていた人間の一部が、二本足の動物の形態の肉体に宿って、物質界に誕生することにより、様々な苦悩を背負っていく姿と、その結果が招いてしまった、私達、二本足の霊魂の立場について、霊的な視点から描かれています。
《神体》《霊魂イエス》《龍》等と共に、《水波霊魂学》を学び、霊的な真実を知ろうとする私達にとっての必読書だと言えましょう。
本書を拝読すれば、現状が私達二本足の人間にとって、いかに厳しい状況であるのかについて、理解することが出来るはずです。
人間は肉体の死をもって、終焉を迎えるわけではありません。肉体の死後は、肉体から離れて、幽体という霊的身体で、元居た世界である幽質界へと入ります。
その時に、元居た上方の幸せな階層に入れるのなら、問題はありません。
ところが、現代の物質界は、普通に生きただけで、幽体が不健全となって、上の世界には入れない状態になってしまうそうです。
幽質界では、法則により、幽体の性質が合う階層にしか、入れないそうです。
もし、幽体が不健全のまま、暴力的な霊魂の多い、下層の幽質界へと落ちてしまったら、筆舌に尽くし難いほどの苦痛が、終わりなくいつまでも続くのだそうです。
また、幽体が不健全になって、幽体オーラが出にくくなると、《守護霊》等の視界にも入らなくなってしまいます。それは、肉体の死を待つまでもなく、物質界においても、いつ不道徳な霊魂の干渉を受けて、予期せぬ不幸に見舞われるか、分からなくなるということを意味します。
更に大きな問題は、私達二本足の人間は、人間以外の動植物の未来をも不幸にしていることだと言えましょう。
人間が不幸になるのは自業自得だとしても、これ以上、他の動植物の霊魂を巻き込むことは、許されないはずです。
本書が発刊されて5年程が経ちました。
しかし残念なことに、事態は好転したとは言えないのが現状のように思えます。
宗教と言えば、警戒と嫌悪の対象とされ続ける時代が続いています。
確かに、そのように扱われても、仕方がないような宗教も存在するかもしれません。
しかし、だからと言って、私達人間にとって、宗教が不要になったと考えてはならないはずです。
なぜならば、今、私達を危機から救うことが出来るのは、本物の宗教以外にはないからです。
本物の宗教、それは肉体と共に人間が所持している幽体を、健全化させるための技法・修行法のある宗教でなければなりません。
人間が幽体を健全化させ、成長させることによってのみ、人間は現状を打破し、真の救いを得ることが可能になります。そしてそれは、人間以外の動植物へも、救いをもたらすことになると考えられます。
もはや、宗教だからという理由で、それを遠ざけていられる状況ではないと思います。
《神伝の法》を実習して、幽体を健全化させ始める時は今なのです。
書籍『二本足の霊魂-人間と霊魂の歴史-』は、電子書籍のkindle版と、紙の書籍のペーパーバック版が、アマゾンから発刊されています。
byなおいー
人類の始元に興味がある方には、絶対読んで欲しいです。YouTubeなどでいろいろ説がありますが、私はそれを見るたびにため息が出てしまいます。本当のことが示された時代です。
なぜこの世に生まれたのか?
何の為に生きているのか?
分かると思いますよ(*≧∇≦)b
肉体で生きる事への違和感、疑問がわいたとしても肉体だけに囚われては、解決できません。
二本足となった所以を知り、一人一人が自ら霊的な救いを求めていくしかありません。
私も久しぶりに「二本足の霊魂」を再読中です。
圧倒的な迫力があり、引き込まれます。