イタリアのレストランでは、原則として同一の人物がスープ類とパスタ類を注文することはありません。
注文が禁じられているわけではありませんが、通常は注文しないということです。
もちろん、Aさんがスープで、Bさんがパスタ等のようなケースは問題ありません。
なぜかと言うと、スープもパスタも、あるいはリゾット等の米料理も、プリーモ・ピアット(第一料理)のカテゴリーに属しているからです。
つまり、スープとパスタを注文するということは、パスタとリゾットを注文したり、2種類のパスタを注文するのと、同じ感覚なのです。
ただ前記のように、スープとパスタを注文しては、絶対にいけないのかと言うと、そうとは言い切れません。
例えば、セカンド・ピアット(メインに当たる第2料理)も注文した上で、スープとパスタを両方注文するのであれば、店の売り上げも増すわけですから、かえって歓迎されるかもしれません。
実際メインの料理(セカンド・ピアット)を、肉料理と魚料理の両方を注文することは、珍しくないようで、コースになっているセットメニューの中には、メインに肉と魚を一皿ずつ選択出来る場合も少なくありません。
それから観光地にある、観光客を対象にしたレストランは、何でもありの場合が多いです。
もちろん、正式の格式のあるレストランではないから可能なのですが、スープとパスタを注文しようが、メインのセカンド・ピアット抜かそうが、ピッツァがあれば、パスタとピッツァを頼もうが問題ありません。
ただ、やはり観光客を対象にした店には、地元のイタリア人は、まず入らないと思います。これは日本でも共通かもしれませんが・・・。
でも、本格的なイタリア料理を堪能することが主目的の旅でなければ、そのようなタイプの店は、手頃に空腹を満たす事が出来て、便利な存在でもあると言えるでしょう。
私は本来、食事に無頓着で、料理にも疎いのですが、イタリアで出会った友人・知人(日本人もイタリア人も)に料理関係者が多かったので、いろいろなレストランに出向くなど、貴重な経験をする機会を得ることが出来ました。
私の感覚では、スープとパスタはご飯と味噌汁みたいだと思うのですが(^^)日本人とは違いますね!
そうだったんですね( ̄□ ̄;)!!
スープとは全然違う気もしますけど^^;
スープとパスタが同じ立ち位置とは!普通に食べてしまいます( ´艸`)
ところでスープパスタって、イタリアではありえないんでしょうか?
私は目にした事がありませんが、イタリアには、もの凄い数のパスタの種類と、パスタ料理がありますから、日本で見かけるスープ・パスタのようなものも、存在するかもしれませんし、今はなくても、日本から逆輸入される可能性があるかもしれませんね。
また、広い意味では、マカロニ(伊名:マッケローニ)のような、小さなパスタ入りのミネストローネ等は、スープ・パスタの一種かもしれませんね。
ちなみに日本では、パスタと言うと麺状のものをイメージする事が多いですが、ラザニア(伊名:ラザンニャ)のような板状のものもパスタに分類されます。
パスタにスープ(伊名:ズッパ)にリゾット・・イタリア料理のプリーモ・ピアット(第一の皿)は、本当に種類が豊富だと思います。
教えてくださって、ありがとうございます(^^)
なおいーさんが目にされた事がないのなら、スープパスタは一般的ではないのですね。
パスタが入っているミネストローネ・・・なるほどです。
「マカロニ」でなく「マッケローニ」!
かっこいいですね( ´艸`)