久し振りに、《水波一郎師》著、『霊的技術-傷ついた幽体を救え-』を拝読させて頂きました。

現代の、この世を生きるに当たっては、肉体と重なっていて、《幽質界》（死後の世界）では前面に出る《幽体》を、健全化させることこそが最重要なのです。

なぜならば、幽体が不健全なまま肉体の死を迎えて、幽質界へと入ってしまったら、恐ろしい下の世界へと落ちてしまって、筆舌に尽くし難い塗炭の苦しみに、苛まれ続けることになってしまうからなのです。

現代は、この世を取り巻く霊的環境の悪化が著しいので、特別な対策を講じない限り、私達の幽体は、傷ついたり穢れたりして、不健全な状態になってしまいます。

そこで《神霊》から降ろされたのが、《神伝の法》という霊的修行法なのです。

《神伝の法》には、《神伝鎮魂法》・《神伝禊法》の2つの体系がありますが、これらを実習することにより、私達は、自身の幽体を強化したり、穢れを祓うことが可能になるわけです。

ただし、《神伝の法》は、小学生以下の方や、病気等の理由で習得が出来ない方もおられます。

また、《神伝の法》の習得には、1泊2日、または2泊3日で行われる研修会への参加が必要なので、研修会の開催時期の関係等により、《契山館》に入会しても、すぐには《神伝の法》を実習出来ない方もおられます。

そのような方の幽体を健全化させたり、家や土地、様々な物品の祓いを可能にするのが、《霊的技術》なのです。なお、《霊的技術》のことを、略して《霊術》と呼ぶことが多いので、本記事でも以後は、《霊術》と表記させて頂きます。

上記のように《霊術》は、《神伝の法》の実習が出来ない事情がある方の幽体を健全化させたり、物品等に付着した穢れ（性質の低い幽気等）を祓うために行われる技法の事です。

《霊術》を行えるようになるには、一定以上の段階の《神伝の法》を習得し、《霊術》の講習会を受講する必要があります。

したがって、本書を拝読しただけで、誰でも行えるようになるという性質のものではありません。

しかし現在、《霊術》を習得されている方のみならず、将来、《霊術》を習得したいという希望をお持ちの方や、これから《霊術》を受ける予定の方にとっても、本書によって、《霊術》に対
する理解を深めておくことの、意義は大きいと思われます。

このように本書は、《霊術》に携わる方々にとって、必読の教科書なのですが
、本書によって得られるものは、《霊術》に関する事柄だけではありません。

それは、《霊術》についての学びを深めることは、《水波霊魂学》や《神伝の法》に対する理解を、より深めることでもあると考えられるからです。

そのような意味において、今現在は、《霊術》に興味をお持ちでなかったり、縁がないとお考えの方にも、ぜひ、お読み頂きたい書籍です。

書籍『霊的技術-傷ついた幽体を救え-』は、電子書籍のkindle版、紙の書籍のペーパーバック共に、アマゾンにおいて購入が可能です。

byなおいー

☆✉  メールフォーム  ✉☆