《ある若者の死 真相を知った霊魂の怒り》を拝読して

《おじいさんのご褒美》《神託の女王》《龍神の生贄》に続く、〈むかしむかしの霊的なお話〉シリーズの第4巻として、《ある若者の死 真相を知った霊魂の怒り》が発刊されましたので、拝読させて頂きました。

電子書籍のkindle版が、先行して発刊されましたが、紙の書籍のペーパー版も、8月7日に発刊予定です。どちらもアマゾンにおいて購入が可能です。

本書《ある若者の死 真相を知った霊魂の怒り》では、殺されて霊魂となった若者が、様々な霊魂と交流する中で、事件の真相に気付き、犯人を特定して復讐を遂げようとする姿。さらには、上の世界から降りてきた高級な霊魂との出会いと、問題を解決するまでの過程が描かれています。

 

たいへん分かりやすく、読みやすいので、普段、本を読む機会の少ない方にもお勧めです。

読み物としても魅力的なストーリーの展開中に、人類にとって最重要と思われる霊的な真実が散りばめられている本書は、私達が本物の霊的常識に気付くための、貴重な入門書だと言えそうです。

人間ならば誰しも、本物の救いを求め、真実の幸福をこそ求め続けるのが本性だと思います。

本書は、その本物の救いと、幸福への道へと到るためのきっかけとして、最適な一冊だと言えるでしょう。

タイトルに〈むかしむかしの~〉とありますように、このお話の舞台となっている時代は、かなり昔の近代的な医療体制が整う前だと思われます。

もし、救急医療体制が整った現代であれば、主人公の若者が命を落とす事はなかったかもしれません。

そのような意味では、医学を始めとした科学技術が発達した事は、誠に素晴らしい事だと思います。

しかし私達人類が、〈むかしむかし〉にはあった《素朴な信仰心》を忘れてしまった結果、この世を取り巻く霊的環境は、歴史上、比較する時代がないほどに悪化してしまったそうです。

現代は霊的に、人類史上最悪な時代と言っても、過言ではないでしょう。

どんなに医学が進歩しても、人はいずれ肉体の死を迎えます。この世の人生は長くても百年程度ですが、死後に入る《幽質界》での生活は、終わりがない程に長いと考えられます。

いくらこの世で長生きしたところで、この世より遥かに長い《幽質界》での生活が、苦しみのどん底では救いがありません。

この世の善悪の基準は、《幽質界》では全く通用しないそうです。《幽質界》における幸不幸を決定付ける基準は、《幽体》の状態、すなわち《幽体》が、どれだけ健康で成長しているのか、それのみなのだそうです。

どうか、この世で生あるうちに、《神伝の法》の実習によって、《幽体》を健全化させて頂きたいと、心より願っております。

byなおいー

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《ある若者の死 真相を知った霊魂の怒り》を拝読して」への4件のフィードバック

  1. 物語を読みながら、霊的な知識も付きます。昔の話しですが、現代にも当てはまると思います。霊魂が、どのように人間に干渉するのか
    が分かります。

  2. 読みやすくて面白いですよ(≧∇≦)b
    この世の善悪と、死後の世界での善悪の違いも分かると思います(
    ≧∇≦)b

  3. 復讐の為に霊魂が様々な手段を用いようとします。
    この世の人間に対し、干渉する霊魂の様子が分かるのではないでしょうか。
    人間に干渉する霊魂の存在は昔のお話で済むものではなく、現代の方が脅威らしいのです。

  4. 小学生でも楽しく読める、読みやすいお話の中に、沢山の知るべき霊的エッセンスが満載です。

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