イタリアこぼれ話(48)「イタリアで店舗に入る時は」

日本では、挨拶などをせずに、無言で店舗に入る事があります。特に都市部では、その傾向が強いかもしれません。

しかしイタリアでは、ホテルやレストランも含めて、店舗等に入る時には、大きな声で挨拶をするのが一般的です。

ただしスーパーマーケットや、大型商業施設等の入口では、通常、挨拶はしません。

イタリアで無言で入店すると、よほど変わった人物か、場合によっては、警戒すべき怪しい人物だと思われる可能性があります。

挨拶は、早朝から午後早めの時間は「ボン(正確にはブゥオン)・ジョルノ(おはようございます/こんにちは)」、夕方前から夜間にかけては「ボナ(ブゥオナ)・セーラ(こんばんは)」が一般的です。

一般的な観光ルートにある店舗であれば、英語でも大丈夫でしょう。

イタリア語の挨拶では「チャーオ」が有名ですが、「チャーオ」は「やあ」に当たるような、友人間で使う砕けた挨拶ですので、入店時に使うのは不適切です。

また、ブランド品や貴金属等を扱う店舗では、入口が施錠されている事が多いです。その場合は、入口付近のブザーを鳴らして、安全確認終了後に、ドアが解錠されるのを待ちます。

byなおいー

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イタリアこぼれ話(48)「イタリアで店舗に入る時は」」への4件のフィードバック

  1. これは事前に知らないと、沢山反感を買ってしまいそうです~(;゚Д゚)
    訪れる国、これから会う相手、対象を知る努力って、生きていく上で大事ですけれど、幽体的にも、不要な念を受けないために、必要ですね~。

  2. 「チャーオ」が入店に不適切だとすると、この挨拶はイタリアで大事なマナーみたいですね。
    防犯的な意味も兼ねてるのかもしれませんが、こういう礼儀は国ごとに違って面白いです。

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