イタリアこぼれ話(46)「バールでの注文の仕方」

イタリアの街中で、コーヒーやジュースなどを飲む場所、日本の喫茶店に当たるような所をバール(bar)と呼びます。

飲み物だけではなく、パニーノ(サンドイッチの一種)のような軽食が食べられる所もあります。

大都市では、そこら中にありますし、相当な田舎町へ行っても、バールの1件や2件はあるものです。

ただ、日本の喫茶店とは、注文の仕方などが異なりますので注意が必要です。

まず、バールには立席しかない店と、立席とテーブル付の座席の両方がある店があります。

テーブル付きの座席がある店で、席に座る場合には、普通は注文前に席に座れば、係のウエイターさんが注文を取りに来ます。

この場合は支払いもテーブルになる場合が多いと思います。

さて、それでは立席の場合はどうするかというと、入店したら、まず、カッサと呼ばれるレジを探して注文をします。

そこで支払いを済ませると、スコントゥリーノと呼ばれるレシートを渡されます。

次にカウンターへ移動して、係りの人にレシートを見せて、再度注文品を伝えます。

そして、注文した品が出てきたら、立ったまま飲み物を飲むわけです。

通常は、カウンターでの立席と、テーブルに付く場合では、同じ飲み物でも値段が変わります。当然、テーブルに付くと高くなります。

したがって、カウンターで飲み物を受け取ってから、黙って席に座るのはマナー違反にりますので注意が必要です。

初めは戸惑う事があるかもしれませんが、イタリアに行かれる機会がありましたら、バールを利用されてみてはいかがでしょうか?

byなおいー

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イタリアこぼれ話(46)「バールでの注文の仕方」」への3件のフィードバック

  1. 立席の説明を読んでいて、ややこしくなりました。イタリアに行く事は無いと思いますが、もし行ったとしたら、一回くらいマナー違反を、やってしまいそうです。^^;

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