イタリアこぼれ話(35)「イタリアの英語事情」

今回はイタリアの英語事情、すなわちイタリアでは、どの程度、英語が通じるのか?というお話です。

一般にイタリア、フランス、スペインなどの、ラテン語を起源に持つ言語を使用する国では、ドイツ(旧東ドイツ地域を除く)、オランダ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーなどの、ゲルマン系の言語を使用している国よりも、英語が通じにくい傾向にあると言われます。

実際に私が滞在していた20~30年前のイタリアでは(2022年8月記)、観光業界の方や、特別に英語を勉強した方以外は、英語が得意な方は少なかったと思います。

特に当時、一定の年齢以上だった方は、学校で習った外国語はフランス語だったそうで、英語は全く分からない方が少なくなかったようです。

そのため年配の方は、相手が外国人で、イタリア語が通じないと、フランス語で話しかけるようなケースが多かったと思います。そこで相手がフランス語も分からなかったら、お手上げということになったわけです。

数字の1・2・3も、英語では???の方がおられましたし、テレビ放送などでは、英語は全てイタリア語に訳していました。

例えばアメリカの〈ホワイト・ハウス〉も〈カーザ・ビアンカ(白い家)〉と言っていました。日本語で言えば、「今日、白い家で・・・大統領が・・・しました」のような感じになるわけです。

ただ、当時でも若い世代の方は、小学生の時から英語が必修だったようですので、ある程度、英語が通じる方が多かったと思います。

イタリア語と英語は、ヨーロッパの言語の中では、やや関係が遠いわけですが、日本語と英語よりは、はるかに近い関係にあるわけで、やはり勉強をすれば、イタリア人の方が英語を習得しやすいようです。

当時、20代だった方も、今では40代ですから、現在ではイタリアの英語事情も、ずいぶんと改善したのではないかと思います。

なお、今回は一般的なイタリア人を対象としたものですので、通常の観光ルートから外れない限り、英語を使用しての旅行に、支障が生じるようなことはないでしょう。

ちなみに私は、語学の習得が苦手なので、英語は、形式的な例文を組み合わせて、かろうじて旅行が出来るレベルです。

イタリア語も、英語よりは少しマシな程度で、実用的には役に立たないレベルです。

将来、《幽質界》に入ったら、外国の方とも意思の疎通が可能となるそうですので、慣れたら外国の方とも交流するのを楽しみにしています。

byなおいー

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イタリアこぼれ話(35)「イタリアの英語事情」」への3件のフィードバック

  1. 言語の問題なしに、幽体の質さえ同じ状態であれば、意思疎通ができる幽質界、
    どんなコミュニケーションなんでしょうね。
    幽体の質が悪いと、霊的に質の低い世界に入ってしまって、ひたすら暴力を受けるという最悪のコミュニケーションが待っているそうなので、皆様、どうぞご注意を!

  2. 日本語もままならない私としては、複数の言語が話せること自体、尊敬に値します。

    幽質界では言葉を使わず意思の疎通が出来るようですが、思ったことがそのまま伝わるのも
    問題の元ですので、私としてはそっちの方が心配です(;゚ロ゚)

  3. 日本人でも英語が話せる人が多くなりましたね~( ̄□ ̄;)!!
    僕も外国語とかは苦手です^^;日本語もあまり^^;

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