幽体の健康

《契山館》では、人間が死後に入る《幽質界》において、入る階層を決めるのは、善悪や心の美しさ等ではなく、《幽体》という、この世では肉体と重なっている、霊的身体の状態によると主張しています。

肉体が死を迎えると、私達の《幽体》は、その性質が合う《幽質界》の階層へと移動するわけですが、《幽体》が不健全だと、幸せに生きることが可能な、上層の世界へは入ることが出来ずに、下層の恐怖と苦しみの世界へと、落ちてしまう危険性が高まるそうです。

このブログをご覧の方の中には、死後に入る世界を決めるのは、善悪や心の美しさ、さらには愛の深さなどのはずだと、思う方がおられるかもしれません。

何を隠そう私も、すぐには《契山館》の主張が理解出来ずに、受け入れられるまでに時間がかかってしまいました。

しかし、「~であるはずだ。それ以外はおかしい」との先入観を捨てて、冷静に考察してみれば、《契山館》の主張の方が、公平・合理的で整合性があり、矛盾がないことに気付くことが出来ました。

例えば、善悪の基準ほど不確かなものはありません。時代や地域によって、全く異なったものになるからです。

A国では善行だとされている行為が、B国では犯罪行為だとしたら、同じ行為をしたA国の方は上の世界へ入り、B国の方は下の世界へ落ちるのでしょうか?

もしそうだとしたら、私はとても納得することが出来ません。

そもそも、この世の人間が決めた善悪の基準によって、次元の異なる《幽質界》での階層が決まるとすれば、誠に不合理だと私は思います。

もちろん、この世において法律や社会常識を遵守して、善人として生きようと努めることは大切だと思います。

ただしそれは、死後に入る《幽質界》での階層を決める基準ではないと言うことです。

また、この世では、肉体の健康状態によって、生活する世界や環境が変わるのは当然のことです。

例え、人柄が良く仕事能力の高い方であっても、肉体の健康状態が悪く、入院が必要になったりすれば、通常の社会活動を行うことは不可能になります。

肉体の健康を維持するためには、適切な栄養分の摂取や、運動等が欠かせません。

ところが、《幽体》のことになると、その健康の維持について、まるで無関心になっているように思えます。

私達は霊的な問題になると、精神的な面を重視し過ぎる傾向があるのかもしれません。

しかし、物質の身体ではないにしても、《幽体》も身体であることを、忘れてはな らないと思います。

善行に励んでも、肉体の病気が治ることがないのと同じで、善行によって《幽体》が健全になることはないのです。

《幽体》は幽質で出来ていて、物質ではありませんので、空気も食べ物も必要ではありません。

しかし、何も必要としていないというわけではありません。《幽体》の健康と活力を維持するためには、何よりも《高級な幽気》を吸収することが不可欠です。

ところが現代では、この世を取り巻く霊的環境が著しく悪化しているので、自然な状態では、どこにも《高級な幽気》が存在しない状況なのだそうです。

肉眼では見えませんが、《幽気》は空気と重なって、この世にも存在しているそうです。

そして、この世の霊的環境が劣悪であるということは、私達の周囲の空気と重なった《幽気》の質が、著しく低下していると言うことでもあるのです。

《高級な幽気》を吸収すれば、私達の《幽体》は健全になりますが、性質の低い幽気は、私達の《幽体》を不健全にします。

汚染された空気を吸い続ければ、肉体の健康が害されるのと同じことなのです。

このような状況下において、私達が《高級な幽気》と接し、それを吸収するためには、《高級な幽気》をお持ちの《高級な霊魂》の方々に、お越し頂く必要があります。

そのためには、特別な儀式に参加したり、《神伝の法》の霊的トレーニングを実習する以外にはありません。

ぜひ、1日でも早く、現在の霊的な実情を知って頂き、《神伝の法》のトレーニングを始めて頂きたいと願っております。

byなおいー

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幽体の健康」への3件のフィードバック

  1. 今まで生きてきた基準が間違っているかもしれない・・・
    真剣に生きている方ほど、受け入れるのに苦しみを感じるのではないかと思います。
    でも、あの世がどうなっているのか、科学では判断ができないことなのですから、一度、まっさらな心で真剣に考えて欲しいと思います。

  2. 確かに一般的に言われている事と、契山館の主張は少し違いますよね~。
    でも僕は、直ぐに納得できましたよ。
    むしろ、今までの一般的な常識の方が疑問だったので。
    大体、愛が大事とか、心が大事とか言われるけど、それで、何がどうなって、なぜ天国に行けるのか??
    余計なお世話になる場合はどうなるのか?良い事をしようにも、お金がかかるから、お金持ちが天国に行くのか??
    とか、疑問だらけでした。
    でも霊魂学を知ると、今までの疑問が無くなりましたよ(*≧∇≦)b
    ぜひ霊魂学を知って欲しいです(`・ω・´)

  3. 死後の世界を信じる人でも、死後の行き先が生前の善行悪行で決まると思っている人はまだまだ多いと思います。私も、身近な人と話してみても、既存の宗教の影響が大きいと感じます。少し理解力のある人は、幽体を説明して、その状態で行き先が決まる事は納得してくれるのですが、宗教団体に入会して、修行法を行じなければ救われない話までは、なかなか納得してくれません。昨今のニュースの影響もあり、神伝の法と水波霊魂学を広めるのは本当に難しい時代です。

    これしか救いはないのですが・・・

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