「武士の時代編」「妖怪編」に継ぐ、『霊的なお話シリーズ』の第3巻です。
電子書籍のkindle版が先行発売されていましたが、8月24日にはペーパーバック版(紙の本)も発売になりました。どちらもアマゾンにおいて購入可能です。
本書をお読み頂ければ、幽霊の現実の姿がお分かり頂けることでしょう。
本書に興味をお持ちの方は別かもしれませんが、やはり現代は、幽霊の存在を肯定している方は、決して多いとは言えないのかもしれません。
確かに幽霊の存在を、科学的に証明する事は出来ません。一般に科学とは、物質や物質界内の事象を研究対象にするものであって、物質界に属さない霊的な事は、研究対象外だからです。
しかしそれは、現代科学においては、幽霊が存在しない、と証明する事も不可能であるという事を意味します。
つまり客観的には、幽霊は存在するとも、存在しないとも断言出来ないのです。
けれども、幽霊が存在するかどうかは、私達にとっては、重大な問題のように思えます。
安易に「幽霊なんか居るわけない」と断定したり、「どちらでもよい」いったような軽々しい問題ではないのです。
なぜならば、幽霊が存在するとすれば、私達には《死後の世界》があって、肉体の死後は、そこで《霊魂》として、個性が存続する可能性があることを意味するからです。
更に、私達が気付くと気付かないとに関わらず、この世に存在する霊魂(幽霊)が、私達の幸不幸を左右している可能性すらあるのです。
実は、霊魂(幽霊)と無関係な方は、一人も存在しないというのが現実なのです。
何しろ、私達自身が、肉体の他に霊的身体を所持している、霊的存在なのですから。
私達も、今、選択を誤れば、この世で、人々を怖がらせるような幽霊に成りかねないのです。
なぜ、肉体から離れ、死後の世界で生活するべき霊魂が、この世で幽霊現象を起こすのか?そこには現代の、誠に辛く悲しい現実があるようです。
私達が、霊魂(幽霊)からの影響を受けて、不幸になることを防ぐための方法は、実は私達自身が将来、幽霊(霊魂)となって、この世を徘徊する事を防ぐための方法でもあります。
本書では、その方法についてのヒントが紹介されています。
その方法について詳しくは、霊的修行法の研究家・指導家でもある、本書の著者《水波一郎師》の他のご著書や、本書巻末に紹介されているHP等に目を通されることをお勧め致します。
byなおいー
分かりもしない世界に対して関心を持つのが難しくとも、死後は訪れます。
幽霊について、少し真面目に考えてみるのも良い機会になるかと。
幽霊は怖い!なんて思うお子さまもいらっしゃることでしょうが、記事にあります通り、いつか私たちも幽体の存在になる立場です。このお話を、親子でいつか来る未来のことを話し合うきっかけにしていただけたらと思っています。
夏が終わるからと言って、幽霊はいなくなりません。
幽霊は、夏の風物詩ではありません。
幽霊(霊魂)は365日24時間、人間の居るところ、どこにでも居ます。
この書籍を読めば、どう言うことなのか良く分かります。
話しの落としどころが意味深で怖いので、子供に読ませるかどうかは、大人が判断して下さい。
怪談話とか好きな人は面白いと思います(*≧∇≦)b