私は映画やアニメが大好きなのですが片っ端から視聴した上で面白いとかつまらないとか批評するタイプではありません。自分の趣味趣向は十分すぎる程、理解しているつもりですので最初から自分の趣味趣向に合いそうな映画やアニメをピンポイントで観たいのです。
なのでこれは観てみたい作品だと感じたら映画館で封切りと同時に最初の上映回を朝から並んで一番良い席で一人で観たい派なのです。いきなり余談で横道にそれますが私の考えるベスト映画館座席ポジションは前から3〜4列目のスクリーン真正面の真ん中の席です。今は予約席が主流のシネコンで観ることが多いので映画館開場前から並んでチケット購入時に全ての座席が自由に選べる一番目の客でこの希望を伝えると大抵のチケット売り場のお姉さんは変な顔をします。
どうやら世間一般の人気がある最初に埋まっていく席とは大分、乖離があるのでしょう。しかしスクリーンが視野の中に占める没入感や映画館の音響設計から考えて映画を最高のクオリティーで観賞できる席はここ以外あり得ません。ただ映画を観るというだけならDVDレンタルも定額ネット配信もある時代です。それなりの金額を払う以上は少しでもこだわりたいものです。
しかし世間一般では人気席ではありませんので席に最初はポツンと1人座っているのですがたまに知らないオッさんが隣に座ることがあります。きっと私と同じこだわりを持ったオッさんなのでしょうが人気席から見ればオッさん2人組の仲良し映画観賞に見えると思います(笑)
いくら自分好みの映画を観たいと願ってもやはり思惑が外れてイマイチと言うこともあります。そんな時良く考えるのは「DVDのレンタルで観れば当たりの出来映えなのになー」と言うことです。つまりバリューフォーコストですね。1,800円なら割高ですが330円なら得した気分になれるということです。なので事前の映画公開プロモーション時にこれはDVDレンタルまで待ってみようと考えて観賞する映画も出てくるのです。
更に近年は定額ネット配信で映画を観る機会もグンと増えました。1本映画を観る単価も更に安くなりました。すると今度はDVDレンタルでさえ「まあ、いずれネット配信されるだろうからその時、気が向いたら観ればいいかな!」になって来ます。
いつの間にやら私の中で、映画館で観る > DVDでレンタルする > ネット配信されたら観る と言う映画評価ヒエラルキーが出来上がってしまいました。とにかく定額ネット配信サービスは1本当たりの単価がべらぼうに安いのでいわゆるク◯映画を観せられても余り腹が立たないのです。そのため、ちょっと観てみたいと思う映画であってもいつでも観れる安心感からとおそらくこんなストーリーのこういう映画なのだろうという先入観から結果的にいつまでたっても観ないまま時が過ぎてしまうことが最近のあるあるなのです。
ところが何の期待もしないで観てみたら意外にも面白く自分の趣味趣向にもマッチしていたと言う場合があるのです。今日ご紹介するの映画はそんな映画です。
『サバイバル ファミリー』
2017年2月11日公開 日本映画
監督・脚本 矢口 史靖
出演 小日向 文世 深津 絵里 泉澤 祐希 葵 わかな
私はサバイバル物の映画はSF、ホラー、サスペンス、ディザスターとジャンルを問わず大好きですがこの『サバイバル ファミリー』は存在は知っていたものの積極的に観ようとはしませんでしたその訳はこの映画がコメディーにジャンル分けされていたからです。悲壮感や絶望感が無いサバイバル物はどうも私の趣味ではありません。しかしこの映画、確かにコメディー要素が多々ありハッピーエンドで人間の負の一面を余り積極的には描いては居ませんが中々、奥が深い観る人によって違う印象を与える映画だと感じました。
簡単にストーリーを紹介しますとある日突然電気が失われる事態が発生します。正確には電気と言うよりも電気回路を使った全てが停止します。電気回路はコンピューターのような複雑な物からもっと単純な物までとにかく電気を必要とする全ての回路が全部、使用不可能になります。でも最初は誰もパニックにはなりません。ただの停電だと考えたからです。こうしてある家族のサバイバル生活が始まると言うストーリーです。
なるほど人々がパニックに陥らないのも納得です。何故なら自分たちに何が起きたか知ることが全く出来ないからです。例えば事前にこれから起こる危険を察知出来たり警告されていたら個々の判断で行動できるでしょう。そして事態の深刻さの情報が発信、受信出来れば今後の行動と必要なものの優先順位も簡単につくことでしょう。基本コメディーなので一家族を中心に話は進んで行きますから詳しく描かれることはありませんでしたがこの世界の中ではもっと残酷で悲惨な人々の死が必ずある筈です。しかしそれを知って対策を立てることが出来ないのです。一切、正確な情報が入ってくることがないからです。自分の目に見えるものが世界の全てなのです。
私はコメディー映画なのに本当の事を知ることが出来ず真実が分からないことで起きる不幸と絶望感に背筋が寒くなりました。まるで今の人類史上最悪な霊的環境の中、みんなニコニコと笑顔で手をつないで地獄の大口を開けた釜の中に堕ちていくさまを想像してしまいました。これは私の感想であってそんな怖い映画ではありませんので安心して観賞してください。
でも最後に一言
契山館の会員は警告しましたよ。これからも警告し続けますますがその真実を知って行動できるのはあなた自身の判断でしか有り得ないのですよ。
終わり
byゆたんぽ
♬♪ お近くの支部集会へ、ご見学に来ませんか? ♪♬
師の著書である「神体」には、学校で習う歴史には載っていない時代の話しが記されています。その時代の人々も、迫り来る不幸を警告する人達の叫びに耳も傾けず、いつもと何も変わらない生活の中、突然消えて行きました。
しかし、消えたからと行ってそれで終わりではないのです。そこから更に不幸に突入する可能性があるからこそ、私達契山館は世の中には受け入れがたい主張でも、しつこく発信し続けています。
一人でも多くの人に。
なかなか聞いてくれる人はいないですけど、しつこく言い続ける以外には無いですよね。
無理やり上の世界に連れて行けるのなら、とっくにそうしていますよ!
でも絶対に自由意志が尊重されますし、死後の世界の法則もどうする事も出来ません(-.-;)
自由意志で、下の世界に入らないようにして下さい!
私も以前この映画をネット配信で見ました。洗濯物をたたみながら見始めたのですが、描かれていることがすぐ真横にある危機に思えて、途中から真剣に見いってしまいました。
主人公達は水やコンロを持っているのに、他の方から求められて、つい隠してしまうシーン等々、コメディの味付けはあるものの、いざとなった時の人間の欲がリアルに描かれていて、ドキリとした覚えがあります。善人でも、いざとなれば自分がかわいい、家族だけが大切。そんな醜い自分であることを意識させられた映画です。
運良く災害を生き延びだとしても、霊的な自分に気づかないままでは生きる意味が小さくなってしまいます。自分と家族を真の意味で救うためには、なんといっても水波霊魂学と霊的トレーニングが必要です。