「龍」ブームってなに?

水波一郎先生の「龍」という書籍を購入してから、アマゾンのおすすめ商品で龍関係の書籍がたくさん表示されるようになりました。 

「龍の神様とつながる」「龍使い」「龍体文字」などのキーワードで、龍に関する書籍がたくさん出ています。書店でも、よく見かけるので、結構な流行なのでしょう。

それに関連してか、箱根の九頭龍神社が女性に大人気だとテレビで紹介していました。

恋愛成就祈願に訪れる参拝者が増え、ものすごい混雑だそうで、とても行きたいと思える光景ではありませんでした。

 

どうやら、世間では龍ブームのようです。

  

龍は、肉体の目には見えなくても、霊的生命体として実在するのですから、昨今の龍ブームは、もしかしたら、敏感な人が、龍の存在を感じてるのでしょうか??

それとも、不道徳な霊魂の干渉によって、そう感じるのでしょうか?

肉の身を持つ私たちには、分からないことなのでしょう。

 

 

流行りの書籍に共通するのは、「願いを叶えてもらう」「パワーUP」など、結局は「ご利益」のように思います。

龍を味方にして、願望を達成したい、という欲望がこの龍ブームの元にあるのではないでしょうか。

 

 

水波一郎先生の「龍」では、龍が実在すること、龍と人間との、とても深い繋がりについても、明かされています。

水波先生の「龍」には、龍神として人間の願いを叶えようと働いて、次第に人間の霊魂に動けなくされてしまい、落ちぶれてしまった哀れな龍が紹介されています。

 

個人的な願望達成を助けることが龍の仕事ではありません。

人間の安易なご利益主義が、龍をどれだけ傷付けているのか、ご存知ですか?

それでも、龍はどれほど人間に傷付けられても、人間を真の意味で救おうと、日々活動しているということも忘れてはいけません。

 

 

もし、あなたが受験生だったとして、神社で合格を祈願し本当にそのご利益で合格できたとします。

その時、他の誰かは確実にあなたの代わりに落ちています。もしかしたら、その子は絶望して自殺を考えているかもしれません。

落ちた子を絶望させてまで、あなたを合格させたのは、本当に神様でしょうか?

 

本当にご利益だったとしたら、叶えた存在は、神様ではなく邪悪な霊魂だったりして…。その代償は大きいに違いありません。

そのご利益を与えてくれた存在は、きっと見返りを期待するのではないでしょうか。

 

私は日常的に守護霊様、指導霊様へ祈念するようにしています。ですが、その祈りはご利益主義になっていないか、自分勝手な祈りではないかと、いつも自問自答しています。

 

人間はいつか物質の体を捨てて、幽体の存在になります。

龍は、「霊的な意味での成長」を願って欲しいに違いないのです。

そのためならきっと、高貴な霊魂もあなたの人生を応援してくれるはずです。

byこま

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「龍」ブームってなに?」への6件のフィードバック

  1. この世に生きていればどうしても願い事が物質的になってしまうのは仕方ないともいます。衣食住足りれば、見栄を張りたくなるのが人間なのでしょう。

    何においても数が限定されていれば、得られる人もいれば得られない人もいます。人間の願い事はほとんどが自分勝手なのかもしれません。それを都合よく叶えてくれる存在などいないと思います。こまさんの言われるとおり、仮に本当に霊的な存在に願い事を叶えてもらったとしても、それによって傷ついた人がいるかもしれません。それを思えば、安易な願望達成は霊的な落とし穴かもしれません。

    日本で「龍」と言えば、強いパワーを持ち願い事を叶えてくれるイメージが強いのかもしれませんが、この書籍を読めば本当の龍の姿が分かります。私たち人間にとっては指導的な存在であり、
    まさに自己犠牲の塊です。

  2. 私も購入してから、こまさんと同じように、願望成就系の龍の本が沢山表示されるようになり、あっけに捕らわれました。それだけ高級霊魂とは、龍とはどんな存在であるのか、皆様誤解されているということですよね。
    ご存じになられたら、安易に願いをかけたりできないと思います。

  3. 物質ではない存在に、物質の事を祈るっておかしいとは思いませんか?
    物質ではない存在が、少し物質を動かそうと思っても大変ですよ(-.-;)
    本当の龍について知って頂きたいです(´・人・`)

  4. 「神様お願いします!」よりライトでポップに願望が叶いそうでオシャレっぽいんですかね。
    いずれにせよ現世御利益を期待してお金や時間をかけて神様や龍に願をかけても全くの無駄なのでやめましょう。

    どうしても現世御利益が欲しいのなら現世をウロつく『邪霊』にお願いしましょう。
    きっとエゴ丸出しの御利益でも喜んで叶えてくれるでしょう。
    その代わりきっちりその代償は払わせられますけど。

    その代償が余りにも莫大で不幸の極みだと本物の神様も龍も知っているので力を貸してはくれないのですよ。

  5. 《龍》は、私が《契山館》を知ることになった、きっかけとなった書籍ですから、それだけ思い入れも強いのですが、龍という存在が、まるで、ご利益信仰の象徴であるかのように誤解されていることは、誠に残念でなりません。

    やはり、肉体を伴っている限り、自己保存の意識から離れることは出来ませんから、私達は、よほど注意しないと、悪意はなくても、神仏や龍などの指導霊の方々を、自分に都合よく利用しようとしかねません。

    冷静に考えれば、神仏や本物の指導霊が、利己的な願いを叶えるはずがない、逆に叶ったらおかしい、と気付けるはずなのですが・・・。

    そのような利己的な願いを叶える存在が、尊敬と信仰の対象になり得るのでしょうか?

  6. ドラゴンボールとかの影響も案外有るかもしれませんね^^;
    シェンロンは、自身の力を超える願いは叶えられませんが…

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