「神体」を再読して

《偉大なる魂の生涯》との副題が付いた本書では、今から6千年ほど前に、一般にムー大陸と呼ばれている地域に生誕された《キリスト》、《ラ・ムー師》の生涯が明らかにされています。

《キリスト》とは、人類を霊的に導くために、一般人では持ち得ない、《神体》という特別な霊的身体を所持して、物質界に生誕された大神人のことで、《ラ・ムー師》の他にも、《イエス師》や《シャカ師》など、6名が存在しておられるそうです。

尚、ムーに関しては、ムー大陸とされるのが一般的ですが、本書によれば、ムーは大陸ではなく、いくつもの島々によって形成されていたそうです。

そのため本書では、誤解をさけるために、ムーという地名は使用せず、《ラ・ムー師》の前に、《ラ・ムー師》とは別の《キリスト》が、《キリスト》として、物質界に初めて生誕された地という意味で、《初めの地》と呼ばれています。

この初めて物質界に生誕された《キリスト》のお話を含む人類の歴史については、アマゾンで販売中の水波一郎先生著「二本足の霊魂」に詳しいので、ぜひ、お読み下さい。

さて、本書の末尾において、水波一郎先生は、次のように述べておられます。極めて重要に思えますので、そのまま引用させて頂きます。

(引用始め)
『読者の皆様へ

世間では、気軽にこの世の言葉を話す、自称高級霊魂で溢れています。

その主張は皆、愛であり、奉仕であり、平和なのです。

人々は皆、騙されてしまいます。愛が貴いのは言うまでもありません。ですから、言葉だけが独り歩きして、誰も、霊的身体の成長や高級な幽気を降ろすことに目を向けません。

それでは、邪悪な霊魂の思う壺です。

人々が感心するような道徳的な主張が多ければ、多いほど、人々の目は精神論ばかりに向いてしまいます。その結果、誰も、霊的な真実には目を向けなくなっているのが、現在の状態なのです。

真の邪霊は、「天使」、「悟った者」、「善の代表者」などを名乗る人の背後にいるのです。

世界中の人達が善人になっても、幽体や幽体の意識が救われることはありません。本心から奉仕をしている人、真に善人だと思える人、そんな人の背後にも邪霊は居るのです。意外に思われる方も居るかもしれませんが、それが現実なのです。

邪霊に対抗できるのは、肉体の脳で表現される心ではなく、幽体の力だからなのです。
善人でも、幽体に力がなければ対抗できないのです。

表面の心だけではなく、幽体の心をも知る必要があります。そうでなければ、魂としての進歩は得られないのです。

この国に神霊の気が降りますように。』
(引用終わり)

幽体や幽体の意識を救い、幽体に力を持たせるには、《神伝の法》の霊的トレーニングを習得し、日々、実習するしかありません。

どうか本書をお読み頂き、《神伝の法》の霊的トレーニングを、お始めになるきっかけとして頂きたいと思います。

また、本書の最終章、23章「神霊との契約」の中では、

(引用始め)
『「初めの地」では、高級な霊魂集団も、邪悪な霊魂達も、必死に活動し、双方とも余裕はなかった。

しかし、現代は違っていた。邪悪な霊魂達の力ばかりが増して行く環境になってしまった。人々の霊的な身体も、邪悪な霊魂達の影響を受けるようになってしまった。皮肉な事に、「初めの地」の危機は、人類が地上から消えるかどうかであったが、現代の危機は、邪悪な霊魂に完全に支配されるのかどうか、という恐ろしい危機なのである。

このままの状態が進めば、大勢の人達が、死後、より下の世界に入ってしまう。その方が、消滅よりも更に恐ろしいと言える。なぜなら、地上の人類の歴史が続く限り、延々と悲劇が続くからである。それでいて、大災害の危険は常にある。』
(引用終わり)

と述べておられます。

このような内容をお読みになると、「恐怖心を煽っている」とか、「脅している」などと感じる方もおられるかもしれません。

でも、私は本当に危機が迫っているかもしれないのに、黙っている事など出来ないと思います。

《水波霊魂学》を学び、《神伝の法》の霊的トレーニングを行っている私達だけ救われればそれで良い、とはとても思えないので、このような活動を行っているのです。

現状のままで問題がないのなら、高級霊魂の方々が警鐘を鳴らされることもないでしょうし、そもそも、《水波霊魂学》も《神伝の法》もこの世に降ろされることはなかったかもしれません。

私達自身の過去世でもある、過去の人類の歴史を学ぶ意義は、そこから教訓を学び、同じ失敗を繰り返さないようにすることにあるのかもしれません。

ところが、もう既に、人類は何度も同じ失敗を繰り返してしまったようです。

でも今回こそ、誰でも求めさえすれば《水波霊魂学》を学び、《神伝の法》の霊的トレーニングを実習出来る今だからこそ、このチャンスを絶対に逃してはなりません。

もう、同じ失敗は許されないと思うのです。

本書をお読み頂ければ、きっと、その事がお分かり頂けるはずです。

水波一郎先生著《神体》は、
紙の本のペーパーバック版と、
電子書籍のkindle版が、
いずれもアマゾンで販売されています。

以下は、目次の引用です。

目次

まえがき

改訂版について 一
改訂版について 二

1章 終局
生まれる
太陽の国

2章 大洪水
自然の心

3章 万年雪が融ける時
交流
霊媒

4章 準備
指導霊団の試み
林の中で

5章 海の中に
霊的身体
来客

6章 大失敗
高慢
邪霊

7章 神

8章 使徒
真の敵
生徒

9章 悪魔宣言

10章 最高の神人
キリスト
嘘つき

11章 集会と妨害
霊的集会
学者

12章 活動
神々の伝説

13章 旅
暗礁
若者の情熱

14章 反霊魂論
反対者達
討論会

15章 霊魂説の是非
キリストの心
賛否両論
その後の事

16章 運命の日
決断
別れ

17章 誕生の秘密
邪霊の力
敗戦

18章 最初の人類
アダムとエバ
キリストの誕生

19章 神人達の人生
高貴な人々
仏陀

20章 六名のキリスト

21章 霊魂の学
高級霊魂達の思い
至上の学

22章 人間、神、キリスト
自由なる生命体
物質の山

23章 神霊との契約

おわりに

名称変更、及び、用語について

読者の皆様へ

byなおいー

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「神体」を再読して」への3件のフィードバック

  1. タイトルである「神体」の意味をを知ってほしいです。

    聞きなれない言葉ですが、「神体」持っている存在と人類がどういった関係なのか知ってください。

    人類誕生の秘密。

    人類は一体どこから来て、どこへ向かっているのか。

    諸説ある中、どこにも書いてない真実があります。

  2. 僕は初めて読んだ時は衝撃的でしたよ~!
    なぜ、いずれ死ぬのに生きているのか?
    何の為に生まれて来たのか?
    って誰でも一度は考えた事があると思います。
    その衝撃的な答えが分かりますよ!(*´艸`*)

  3. >私は本当に危機が迫っているかもしれないのに、黙っている事など出来ないと思います。

    なおいーさんのおっしゃる通りだと思います。
    実際、以前より何となくどこも物騒で、犯罪に巻き込まれそうな不安感を、毎日に感じておられる方は、多いのではないでしょうか?
    低い幽気の影響をいつの間にか皆で受けてしまって、このままでは益々日本は平和な国とはいえない状況になってしまいます。
    時代の流れだと言ってしまえばそれまでですが、この悪循環をなんとか断ち切らなければ、残念ながら死後、皆で更に不幸になってしまいます。一人一人が変わるしか、この迷路を抜け出す方法はないそうです。
    書籍を読む時間がない方には、こちらもおすすめします。
    みずば霊魂学 早わかり
    http://web3.incl.ne.jp/kaede/yakata/reikongaku/haya20/20_01.html

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