『仮想の剣 霊の剣』『弁慶の遺産』『神の国を守れ』に続く、《霊的な小説シリーズ》の第4巻として、《水波一郎師》著『修行者の鬼退治』が発刊されましたので、拝読させて頂きました。
アマゾンより電子書籍のkindle版が、先行して発刊されましたが、紙の本のペーパーバック版も、11月10日にアマゾンと楽天ブックスにおいて、購入が可能となる見込みです。
本書では、剣術の道を極めようとしていた青年が、霊的な修行に目覚め、師の指導と助力を得て、鬼、すなわち邪悪な霊魂を撃退し、救いを求めている鬼の手下の霊魂達を、救済する姿が描かれています。
本書は読み出したら止められない程に面白く、たいへん価値の高い時代小説だと思います。
しかし、本書の真の価値は、ただ〈読みやすくて面白い時代小説〉という次元を、はるかに超えたところにあるように思えます。
それは本書が、時代小説の姿を借りた、私達人類にとっては必要不可欠な修行法、《禊(みそぎ)》の解説書でもあるように思えるからです。
《禊》の入門書のような、平易な語り口でありながら、高度な《禊》の真髄が明かされているかのようなのです。
現代は、この小説の時代よりも、霊的環境の悪化が著しいことでしょう。
それは、今ほど本物の《禊》が求められている時代はないことを意味します。
はたして本物の〈禊〉とは如何なるもので、巷で目にするモノとは、何が違うのでしょうか?
ぜひ、本書の中に本物の《禊》を見出して、霊的な修業の道を歩み始めて頂きたいと、心より願っております。
私達は、本書で描かれている禊の流れの集大成が、現在の日本において、実を結んでいるという奇跡に、今こそ気付くべき時を迎えているように思えてなりません。
Byなおいー

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読みやすいし、確かに禊についてもよく分かりますね(*≧∇≦)b
本物の禊を知って欲しいです(`・ω・´)
まだ一度しか読んでないのですが、いろいろなことがリアルで、引き込まれます。
個人的に、今は霊的に質の低い、邪悪な存在に憧れを抱かせようとするような小説や漫画があるように感じるのですが、それだけ世が乱れているのだと思います。
是非ともこの作品に出会って欲しいです!
読後、描かれていた禊の場面を想像しながら
現代語訳『古事記』イザナギの禊の場面を
読み直してみました。つまり禊の結果として
神様が誕生されているのですから、禊の儀式は
始まりから終わりまで、そしてその前後全てもが
神聖なる儀式と分かりました。なおいーさん
ご指摘『本物の禊』が極々僅かでも
感じとれていたらよいな、と。
書籍が届くのが楽しみです。