なおいー写真紀行第191回

前々回に続き北海道東部、網走市郊外の能取岬(のとろみさき)の画像で、今回は岬を埋め尽くした流氷の画像です。

灯台の建つ岬の断崖は、海から40メートルほどの高さがあるようです。

画像は2008年のものですが、近年は画像のようにビッシリと流氷が接岸しなかったり、接岸する期間が短くなる傾向があるようです。

私が冬期の北海道の旅を始めた1980年頃には、平均すると1月下旬から3月下旬まで、流氷観光が可能でした。

それが今回の画像を撮った2010年前後には、2月上旬から3月上旬頃になっていた記憶があります。

現在はどうでしょうか・・2月上旬から下旬でしょうか・・それも確実ではないように思われます。

いずれにせよ、年による変動も激しいので、流氷観光を目的に道東を訪れる場合には、情報の確認が必須でしょう。

ご参考までに、この記事を作成しているのは、2025年の1月29日ですが、近日中に網走付近に流氷が接岸する兆候は全くないようです。

[5月5日追記・・結局、2025年の網走への流氷初接岸日は、2月17日だったとのことです。]

(この〈写真紀行シリーズ〉で使用しております画像は、一部を除きまして撮影時期が古く、地域別・テーマ別に投稿する順番を決定しております。そのため、画像が現状とは大きく異なっていたり、画像の季節感が、掲載された季節とは、不一致な場合があります事を、ご容赦頂ければ幸いです。)

byなおいー

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なおいー写真紀行第191回」への4件のフィードバック

  1. 迫力のあるお写真ですが、以前では当たり前であった北海道の風景もドンドン変わっていっているのですね。
    長野県では諏訪湖が結氷してひび割れが起きている状態を「御神渡り」といって、諏訪神社の神主の方々が毎年確認されていらっしゃいますが、やはりここ数年、発生していないとニュースになっています。
    霊的な世界の環境変動はなおさら・・・。気候変動どころの騒ぎではないので、是非知って頂きたいです。

  2. 厳冬の北海道になぜ行く??理由が分かりました。
    能取岬に流氷で埋め尽くされた静謐な海の大パノラマが
    広がっているのですね。素敵です。
    流氷ウォークという観光もあるらしいですが、
    このお写真だけでも、流氷の物語が伝わります。

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