1000年後の人間

先日TVを見ておりましたら、現在開催中の大阪万博のパビリオン展示について特集されていました。

1000年後の人間の姿を表現したパビリオンもあって、特に話題になっているそうですね。

1000年後は、物理的な制約から開放されて、自由に形態を変化させることのできる人類になっている・・・・そんな未来がアンドロイドで表現されていました。

 

霊魂学を学んでいる会員の一人として、色々考えさせられました。

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かつて私たち人間は、幽質界のみを幽体で生きる、
何の制約もない自由な存在だったそうです。

幽質界を生きていた時は、物質の身体、肉体がないので、
食事も睡眠も、仕事をする必要もなく、
幽体を変化させられることだってできる、

幽体はそういう自由な身体です。

ですが、そのあまりにも制約のない生活に嫌気がさしてしまった人間は、
物質の世界で生きて「不自由」を体験する「自由」を求めてしまったそうです。

高級霊魂方からの反対も押しきって、勝手気ままに地上に生まれてしまった。
結果、私たち人間は様々な苦しみを味わうことになりました。

自ら求めた「不自由」であるのに、
その「不自由」からの脱出をいつも願う存在になってしまいました。

私たち人間の不幸は、高級霊魂方のご判断に従わなかった、
全て自分達の選択の間違いから始まっているそうです。

 

自業自得の苦しみですね・・・。なんて馬鹿なことをしたのでしょう。

ですが、自分の心を振り返ってみても、
幽質界で自由に暮らしたら、刺激がなくて、つまらなくなってしまうのは分かるような気がします。

私も、当時、その場にいれば、高級霊魂方にそれこそ心底真剣に「地上に行きたい!」と願ったに違いありません。

 

どんなに制約のない自由な世界を求めても、
アンドロイドになることで、本当にそんな世界が叶ったとしても、

私たちのもっとも深い業、「不自由」を求める思いを見つめなければ、
結局幸せにはなれないのではないでしょうか。

 

人間が真の意味で幸せになるにはどうすれば良いのか?

この書籍や動画をご覧になって、共に考えてみませんか。

byゆず

 

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1000年後の人間」への4件のフィードバック

  1. 1000年後の人間に思いを馳せていたら、1000年前の人間は1000年後の今の時代の事を、どのように想像していたのかが気になりました。

    現代は、1000年前の人間の想像が、とても及ばなかった事ばかりが、実現した時代でしょうけど、やはり残念なのは、極端な無神論の全盛時代になってしまった事だと思います。

    現代ほど霊的環境が悪化した事は、いまだかつてなかったのかもしれません。

    しかしその一方で、《神伝の法》が降ろされている現代は、今までどんなに背伸びしても届かない所にあった《救い》が、目の前に存在している時代だと言えましょう。

    その最高の《救い》が、求めて手を伸ばしさえすれば、届く所にあります。ぜひ、このチャンスに手を伸ばして頂きたいと願っております。

  2. どうやって人間たちが誕生したのか?って多くの人に知って欲しいですね~。
    元々、死後の世界に住んでいたって分かるだけでも、少しは死後の世界について考えてくれそうな気がします。

  3. 万博は、科学の最先端の祭りなのかも知れませんが、人間の初まりを知ると、更に最先端だと思います。幽体を知れば、科学の理想そのもののように思うのですが、それを発見出来ない人類は、どこまでもピントを外しているように思えます。

  4. 遠い未来で肉体より自由な身体を手にいられたとて、どこかで幽体と比べて不自由を感じる気がします。
    幽体を知ろうとしない限り、永久に解決しないでしょう。

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