再びイタリアでコーヒーを飲む時の話です。
1995年にイタリアでの生活を始める前、日本での私は、コーヒーはブラックかミルクのみを入れて飲むのが習慣でした。
イタリアで飲むコーヒーは通常エスプレッソですから、かなり苦いのですが、私はそれまでの習慣で、エスプレッソもブラックで飲んでいました。
ところが、イタリア人の友人と、初めてバール(喫茶店)でコーヒーを飲んだ時のことです。
私が砂糖を入れずに飲み始めようとすると、「えっ、まさか君はコーヒーに砂糖を入れずに飲むの?砂糖を入れずにコーヒーを飲んだら、心臓に悪いからダメだよ」と真剣な口調で言うのです。
言われてみれば、コーヒーに砂糖を入れないイタリア人を、私は見たことがありませんでした。
エスプレッソを入れるカップは、そもそも日本の通常のコーヒーカップの半分以下の大きさで、しかもその小さなカップに、三分の一くらいしか入っていません。
どうやら、その少量のコーヒーに、砂糖を2杯も3杯も入れて、スプーンで何度もかき回してから飲むのが、イタリア人の飲み方のようでした。
もっとも、コーヒー自体の量と比べて、砂糖の量が多すぎるので、とても全部は溶け切れません。そのため飲み終わった後のカップの底には、多量の砂糖が堆積したしたまま残ってしまいます。
砂糖を入れないエスプレッソが、本当に心臓に悪いのかどうか、その真偽のほどは分かりませんが、イタリア人の多くが、そう思っているようです。
私もその時以来、あま~いあま~いエスプレッソが好物になってしまい、小さな小さなカップの中に、イタリア人に負けじと、何杯もの砂糖を入れるようになってしまいました(笑)。
それ以来、砂糖を入れないコーヒーは不味いと感じるようになってしまったので、日本のコーヒーにも、かなり多くの砂糖を入れる事が少なくありません。
きっと肥満した私の体重の何キロ分かは、コーヒーに入れた砂糖製だと思います(笑)。
byなおいー
私も、二十代前半までは砂糖が溶け切れないコーヒーでしたが、今は、流石に健康を考えてブラックです。健康に気を使ったつもりが
逆に良くないとのことですが…
今回の記事は、イタリア人が通常飲むコーヒーの、エスプレッソについての話ですので、日本で飲まれている普通のコーヒーは大丈夫だと思います。
紛らわしいので、タイトルも修正しておきました。
コーヒーはブラック派の私ですが、イタリアのガツンとしたコーヒーの味わいも試してみたいです~(^v^)
僕も甘いのが好きです(´艸`)
でも、コーヒーは、味は好きなんですけど、なぜか吐きそうになるんですよね^^;