なおいー写真紀行第140回、海外(その40)

今回はスイスの中央部にある、グリンデルワルトの山岳風景です。

グリンデルワルトと言えば、アイガー(3970m)、メンヒ(4107m)、ユングフラウ(4158m)の三山が有名ですが、この画像は左側がヴェッターホルン(3692m)、右側がシュレックホルン(4078m)という山です。

ちなみにアルプスには、マッターホルンのように、~ホルンという名称の山が多数存在しますが、このホルンとは氷食尖峰(ひょうしょくせんぽう)と呼ばれるもので、氷河の侵食によって削られた、鋭く尖った山頂を持つ岩峰のことだそうです。

日本で言うと、北アルプスの槍ヶ岳等が、それに該当するようです。

グリンデルワルトからは、登山鉄道を乗り継いで、標高3571メートルにあるヨーロッパ最高地点にある鉄道駅、ユングフラウヨッホの展望台まで登ることが出来ます。

ただし、駅が長いトンネルの終点にあるため、地下駅の扱いになります。標高3500メートルにある地下駅?と言われても、ピンと来ませんね。

ちなみに、地上にあるヨーロッパ最高地点の鉄道駅は、第142回で紹介させて頂く予定のゴルナーグラート駅(標高3089メートル)です。

富士山の頂上並みの地点まで、鉄道で登れるのは凄いことですが、一気に平地から訪れると高山病にかかるリスクが高まります。

出来れば標高2000~2500メートル程度の地点で、しばらく過ごしてから登るとよいようです。

私は、標高約1800メートルの、サンモリッツで数日過ごしてから登ったので、だいぶ楽でしたが、長時間展望台で過ごしていたら、少し頭が重くなってきた記憶があります。

グリンデルワルトの標高は1000メートル程度なので、高山に順応するためには、少し低すぎるでしょう。

なお、標準ドイツ語では、グリンデルヴァルトと表記するのが正確なのですが、この地方の方言ではグリンデルワルトとの表記が近いそうで、日本でもグリンデルワルトと表記されることが多いようです。

byなおいー

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なおいー写真紀行第140回、海外(その40)」への3件のフィードバック

  1. 標高3500メートルにある地下駅?確かにピンときません(^.^)

    そんな高山に鉄道を通した事が凄いです!!

  2. そんな高い所まで鉄道で行けるんですか( ̄□ ̄;)!!
    平地とは気温とかも全然違うでしょうね~( ̄□ ̄;)!!
    行ってみたいです(´艸`)

  3. 綺麗な山ですね~~(´▽`)
    スイスの登山鉄道にはいくつか路線があるみたいですね。
    私も、数十年前に乗車したことがあるのですが、どのルートを通ったのかまるで覚えておりません(;^_^A
    ただ、山々を抜けていくために、途中で、まるで地下鉄?!みたいに感じた駅があったのは、覚えがあります。
    乗り継いでいくなんて、確かに高山病も致し方なしの高度なのでしょうね。第142回のお写真も楽しみです(^^)

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