なおいー写真紀行第106回、海外(その6)

今回は、イタリア北東部のドロミテ(イタリア語でドロミーティ)の第4回目になります。

今回の画像の撮影地は、オーストリアの国境に近い地域だったと記憶しています。

現在はシェンゲン協定というのがあって、イギリスを除くヨーロッパの主要国間では、EUに加盟しているかどうかを問わず、国境における出入国審査を行っていません。

ですから、知らない間に国境を通過してしまう場合が、珍しくありません。まるで日本で県境を越える時のようです。

例えば日本から、フランス→イタリア→オーストリア→ドイツと、ヨーロッパ諸国の周遊旅行を行うと、最初のフランス入国時に入国審査を行って、最終訪問国のドイツで出国審査を受けるまで、出入国審査はありません。

ただ、私がイタリアに居た頃は、スイスがシェンゲン協定に非加盟だったので、陸路でイタリア国内から、スイスを経由してドイツへ行く時には、スイス入国時とドイツ入国時の2回、審査を受ける必要がありました。

なお、シェンゲン協定加盟国への、ビザの取得が不要な観光等の渡航の場合には、180日間のうちに、通算90日を超える滞在が出来ません。

もし、この基準に達してしまうと、滞在歴の累計がクリアされるまでの180日間、加盟国への入国が出来なくなるので、長期間、あるいは頻繁に渡航する場合には、注意が必要です。

ドロミテについては、2020年9月7日の「写真紀行第103回」をご覧頂ければ幸いです。

byなおいー

 

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なおいー写真紀行第106回、海外(その6)」への4件のフィードバック

    • 仰るように外国に滞在するのには、面倒な事があります。

      例えば、資格や条件を満たしていなかったり、必要な手続きを怠ると、その国に滞在しているというだけで、不法滞在者、すなわち犯罪者として扱われます。

      そのような点では、そういった制約を受けない霊魂が、羨ましく思えます。

      それに今は、国際線の航空機のセキュリティ・チェックが厳しくて、海外へ出る気がしません。

      思えば、もう20年近く、国外へ出ていません。

  1. 他国と陸続きでない日本は、その点、気楽な部分がありますね。

    お写真の湖、綺麗です(´▽`)

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