1秒間に3千万件のデータベースと照合が可能で正面からの状態が良い撮影の場合だと誤認する確率は僅か0.8%と言われています。
これは画像解析の顔認証システムで世界のトップレベルの水準にあるNECが発表している数値です。勿論、この分野の研究は日々、進化しておりマスクやサングラスをした人間の顔認証を可能にしたり、撮影した防犯カメラの映像をリアルタイムでAI(人口知能)が解析して群衆の中から手配中の犯罪者を見つけ出したり、これから犯罪を起こそうと画策する者を視線や身体の微妙な動きから危険性を瞬時に判断し監視や事前に警告を与えたり、警備する人間に通知することが出来るところまで進化しています。
正に映画『マイノリティーレポート』(検索して下さい面白いですよ)やアニメ『サイコパス』(こちらも凄く面白いですよ)の世界が現実味を帯びて来ました。
この顔認証システムを搭載した防犯カメラの導入に国策として積極的に進めているのが中国で最終的には国内に4億台の設置を目標にしているそうです。中国の人口が約14億人ですからものすごい数です。正に超監視社会の到来ですね。
日本でも来年の東京オリンピック開催に向けて警備の効率化と犯罪抑止の為に官民共に防犯カメラや顔認証システムを駆使したセキュリティ機器の導入を進めています。
最新の顔認証システムとAIを駆使した防犯カメラとまでは行かなくても防犯カメラの効果は十分あります。近年は凶悪犯罪の警察捜査に利用され、昔ならこれほど迅速に容疑者が逮捕されることはないだろうと言うほど防犯カメラは活躍しています。
防犯カメラは犯罪者の検挙率の向上に寄与すると同時に犯罪抑止力としての機能も非常に優れています。この『抑止力』という考え方は非常に肉体を所持している人間独特の特徴的かつ突出したものではないでしょうか。
人間以外の世界を見回しても『抑止力』に当たるとおもわれる機能に近い能力を有したものはあります。
例えば毒を持った生物が大変に派手で言葉通り、毒々しいデザインの容姿をしているとかは「私は毒が有るので危害を加えたり食べようとしたら損しますヨ!」と言う警告になっていたり。
動物がその強靭な牙や爪で攻撃する前に「私と戦ったら貴方もただでは済みませんヨ!」と威嚇したり(猫のシャー!がこれに当たります。あーちゃんはしませんが(笑))とにかく余程、原始的な生物で反射反応、即攻撃でなければ大抵の生物は事前の威嚇をした上で攻撃してきます。
武力を行使するにあたって自身が全く被害を受けないと言う確信があれば生物は何の躊躇も無く武力によって相手を蹂躙するでしょう、しかし実際のところそんな確信を持つことはあり得ません。どんな相手にせよ死を回避する為なら正に死にものぐるいで反撃して来るでしょう。なので生きる為に正当な理由がない限りは極力、生物は闘争を回避しようとします。猫の「シャー!」も同じ理由です。自身の「シャー!」で相手がひるんで戦いを回避出来れば猫は死が近づくリスクを回避出来るのですから。
猫にとってはこの「シャー!」こそ抑止力なのです。
おそらく地球上で一番、知性と言う能力が進化しているであろう人間も他の動物達となんら変わりがありません。とにかく『死ぬこと』が一番怖いのです。しかし人間が他の動物と同様に直接死に至る道を怖がるのは当然ですが間接的にかつ緩慢に死に至る道をその知性ゆえに安易に想像出来ることが他の動物との大きな違いなのです。
例えば人間は食べ物が無ければ餓死します。文明社会で生活する人間が餓死しない為にはお金が必要です。お金を手に入れる為にには働く必要があります。お金が沢山あれば餓死する危険性をより先に延ばせます。より先に延ばす為には効率的にお金を集める方法を考えます。お金を効率的に沢山集めたらそれを他人に盗られない方法を考えます。そのためにお互いのお金を盗り合わない為にルール(法)を作ります。そのルールを沢山の人に周知させる為に同じ考えを持つ人間が集まります。それがやがて国を形作ります。国になると今度は他の国にお金を盗られないように考えを巡らせます。
知性があるゆえに『死ぬこと』回避する為に直接的な恐怖以外にも新たな恐怖を生み出しているのです。勿論、死に至る原因は餓死だけはありません。病死や事故死、同じ人間によって死に追いやられることもあります。しかしこれらの死をことごとく回避出来たとしてもやがて年老いて死んでしまうのです。生まれた瞬間から死亡率100%は確実なのです。
抑止力とは知性があり必ず滅びる肉体を持った人間だけが持つ、死を少しでも遠ざけようとする。保険のようなものなのです。この抑止力、死ぬことが一番怖い人間に対してはもっとも有効な武器になります。武器は使うことよりも使われるかもしれないと思わせることが有効な利用方法なのです。
しかしこの抑止力が全く通用しない者達がいます。それは人間と同等かそれ以上の知性を有している意識体です。
彼らは抑止力が有効なハズの死を全く恐れていません。理由は二つあります。一つは肉体の死を実際に経験した記憶があること、もう一つは彼ら自身が死ぬことがないからです。死なないどころか彼らは食べることも寝ることも休息することも必要なく永遠に意識と記憶を持ち続けることができるのです。
彼らとは将来、肉体を失った以降の我々が行く死後の世界の住人なのです。
彼らと彼らが住む世界、そして我々が死を経験した後に向かう世界については至宝とも言える良書をご紹介致しますのでそちらをご覧ください。問題なのは彼らの悪意の有る無しに関わらず、我々の物質世界に大量に流入してまだ肉体を所持している人々に干渉していることになのです。その干渉が死後の不幸を招く原因を作っているのです。巷でよく言われている『除霊』だの『浄霊』は全く効果がないばかりか余計に状況を悪化させています。効果があると感じさせる演出は彼ら自身が画策することがあるますが一時的な上に死後、莫大なツケを払らわされます。
彼らに対する最強の抑止力こそ『神伝の法』それ以外に対抗する手段は全くありません。
肉体を持つ生命にとって最大の恐怖は『死』です。しかしこれはDNAに組み込まれたプログラムなので不可避なのです。しかし肉体を失った後、肉体を所持している期間こそが一瞬で肉体が無い霊的生命体としての生活こそが本来の姿であると思い出すのです。
その死後の生活を幸福にするのも極大の不幸にするのも肉体を持つ今しか出来ない選択と行動に委ねられているのです。
byゆたんぽ
♬♪ お近くの支部集会へ、ご見学に来ませんか? ♪♬
「神伝の法」を「抑止力」と言う切り口が新鮮だったので「なるほど」と思いながら読ませていただきました。
霊魂の存在を信じる方であれば、良くも悪くもこの世の人間に干渉してくるのはご理解していただけると思います。
「神伝の法」は、普通に生きていればありえない程高貴な存在に繋いでくれます
それを思えば、邪霊や未発達霊魂に対して、まさに最強の「抑止力」なのかもしれませんが、本来は抑止される側にも救いの法なのかもしれませんね。
途中にさりげなく「あーちゃん」が出演してくれたことにほっこりしました(笑)
死は誰でも怖いと思いますけど、どうする事も出来ないと思います。
どんなに怖くても、嫌でも、必ず死にますからね~。
今のうちから、死後の事を真剣に考えている人と、全く何も考えていない人では、違う死後が待っている事くらい一般の人でも想像出来ると思います。
死後、下の世界で大変な目に遭いたくなければ、神伝の法を行ってください。
防犯カメラの普及で犯罪率が低下するのは有難いです。
霊魂もカメラに映ってくれると分かりやすいですが、そうはいかないようで^^;