以前にもご紹介した記憶がありますが、今回は毎年1月下旬から3月上旬にかけて、北海道北部の上川地方で開催される、〈層雲峡温泉氷瀑まつり〉の画像です。
週末等には日中の入場も可能ですが、やはり見応えがあるのは、ライトアップされる夜間でしょう。期間中は週末を中心に、花火の打上も頻繁に行われます。
但し、道内でも冬期の気温が低い地域なので、宵の内の17時頃でも、マイナス10℃から15℃程度の気温は覚悟する必要があります。
強い季節風が吹き付けて、吹雪く日も多いですから、寒冷地以外から訪れる方は、万全な防寒対策が必要です。
一般に風速が1メートル増す毎に、体感温度は一度下がると言われています。ですから、気温がマイナス15℃で風速が10メートルだと、体感温度はマイナス25℃になるわけです。
また、足元もスケートリンクの上のようにツルツルですから、雪道・凍結路の歩行に不慣れな方は、靴に滑り止めを装着するなどの対策を取った方が良いかもしれません。
私はこの会場で、転倒して頭を強打された方を、何人か見かけた事がありますので、注意が必要です。
一般に雪道は、雪が踏み固められている所よりも、積もった新雪が残っている所に足を置いた方が滑りにくいと言えます。
ただ、コチコチのアイスバーンの上や、シャーベット状の不安定な雪面の上に、数センチ程度新雪が積もった場所もあるので要注意です。
そこに新雪の上だから滑りにくいだろうと油断して足を置くと、靴底は直ぐにアイスバーン等の上に乗るので、足が想定外の滑り方をしてしまい危険です。
やはり新雪の上でも、新雪層の直下がアイスバーンや、不安定な雪面かもしれないという慎重さをもって、歩行すべきだと思います。
私が頻繁に雪道を歩くようになったのは、17~18歳の頃ですが、当時は1シーズンに数回は転倒していました。
その後、20代の前半に北海道出身の友人が出来たので、その友人の歩き方を真似るようにしたら、それから全く転ばなくなりました。
その歩き方は、言葉では説明しにくいですが、足で移動しようとせず、体の前方への重心移動に合わせて、前側の足(仮に右足とします)を真上から真下に下ろします。
そのまま重心移動を続けて、今度は後ろ側だった足(左足)を前側に出して、重心の真下に置きます。同時に右足をスッと引き上げて・・この時に雪面を蹴らないようにします・・、重心を移動させつつ、左足の前方にスッと置きます。
この繰り返しです。歩幅は通常よりかなり狭くなりますが、歩数がかなり多くなるので、よほど路面状況が悪い箇所以外では、極端に速度が低下する事はありません。
(この〈写真紀行シリーズ〉で使用しております画像は、一部を除きまして撮影時期が古く、地域別・テーマ別に投稿する順番を決定しております。そのため、画像が現状とは大きく異なっていたり、画像の季節感が、掲載された季節とは、不一致な場合があります事を、ご容赦頂ければ幸いです。)
byなおいー
ライトアップが綺麗ですね!体感マイナス25度は経験したことがありませんが、北海道に行くとしたら、夏が良いです(^^)
お写真、綺麗ですね~、
滑らない歩き方をありがとうございます!
言われてみれば確かに、重心とともに移動した方が滑らなさそうですね(^o^)
綺麗ですね~(´∀`人)
行ってみたいです(*´艸`*)