ある改修工事現場でのことでした。使用されていない換気扇フードの中に、鳩が巣を作っており、もうすぐ巣立ちそうな小鳩がいました。
可哀想ではあるけれど、巣を撤去しないと工事に影響が出るので、現場監督の判断は撤去するものなんだと思ってました。
ですが、監督は、そのまま放置してシートがかかった足場からも出入りしやすいようにしてあげようとのことでした。
そのしわよせは私に来るのですが、「なんて良い人なのだろう」と私も賛成しました。鳩に気を遣いつつ、鳩にとって良い環境にしてやったその時です。
監督は少し必死な顔つきで、「どうか良いことがありますように!!」と鳩に向かって祈るのでした。私は少し驚きましたが、きっと鳩の今後を祈ったに違いないと自分に言い聞かせました。しかし、工事現場の工期が押して来て、鳩に気を遣っている場合ではなくなったので、結局鳩の巣は撤去され、その後鳩はどうなったのかわかりません。
やはり監督は自分に良いことがあるために鳩に優しくしただけだった事が発覚し「なんて自分勝手な人間なんだ」と思いました。
監督は、祈る行為をしました。と言うことは、霊的なことは否定しない人なのかも知れません。ですが、人間にとっての本当に正しい行動は何なのか、知ってほしいと思うのでした。
この動画を見てもらいたいものです。
byガンリキ
なんたる身勝手な祈りなのでしょうか((+_+))
一般の方でも、こういう祈りをしていると、邪霊に目をつけられても致し方なし、と思われる方が多いかもしれませんが、問題なのは、心から世界平和や周りの方々の幸せを思っての祈りであっても、現在の幽気の低さだと、その思いが邪霊に届いてしまう可能性が高いという点です。
ガンリキさんが紹介された動画を是非ご覧ください。
今と昔では理由が全然違いますが、とにかく、よくもまぁそんなに祈れるものだという気持ちは変わりません。
また、その方は良いことがありますように!とのことで祈っていますが、霊魂学云々の以前に、誰かに何かを頼むには内容が漠然としすぎて相手に優しくない物事の頼み方だと思いました。
何かを頼むからにはもっと具体的に説明しないと、相手と自分で解釈の不一致が起こり得るし、考えるにも実行するにも相手の労力が大きくて失礼な気がします。(この世とあの世では物事の伝わり方が違いますが)
自分の為に、善い行いをして、それが自分勝手だと思わない人が多いですよね(-.-;)
むしろ自分は善い人だと思っているので呆れます(-.-;)
肉体と共にある限り、人間には自己本位で、身勝手な側面があるのかもしれません。
争ってでも、食べ物を確保しなければ生きられない世界に居ることは、悲しい現実でしょう。
しかし、その様な人間にも救いがあります。
お一人でも多くの方に、富士の神霊へと連なり、神伝の法の実習を、始めて頂きたいと願っております。